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黒武士 穂先自作

 がまちぬのバックアップとして買った黒武士。値段は半分ほど。感度もそれなり。けど、それではバックアップになりません。

 そこで、ファーストテーパーのソリッドグラス素材の先端をさらに砥ぎ上げ、強烈な感度を出すことに挑戦!

 元竿はそのまま何も手を加えず、穂先のガイドも黒武士から流用。

 長さ1,200mmでφ9mm→φ0.7mmのグラスソリッド素材を継ぎ部分の太さの合う所で切断。

 継ぎ部分の擦り合わせをしたところ、削り過ぎたのかそのままズボ〜ッと入るようになってしまったので、スレッドを巻いてストッパーにし、瞬間接着剤で太さも増してなんとか調整(汗)。

 そして、穂先20cmを紙ヤスリで削って細くしていくわけですが、手動でやるとどうしても真円が維持できず、楕円になってしまいました。

 でも、よく考えると、反発力は曲がり方向の径に比例し、強度は断面積に比例します。 つまり、楕円の平たい方にガイドを付ければ、強度を維持しつつ楕円の短径の感度が実現できる・・・あれ?なんか凄いことに気付いてしまったような(笑)! しかも、比較的平らな方の面にガイドを付けるので、細かい作業ながら思ったよりスムーズにできました。

 そんなわけで、「黒武士改」完成です。あ、長さはもともと1.8mだったのが1.6mくらいになりました。
実測φ0.45mmまで削り込んだ穂先にガイドを取り付けるのは至難の技・・・ストッパー代わりのスレッド巻きですが、どうせなら飾り巻きに挑戦してみても良かったかも。
左が黒武士改、右は比較用のがまちぬです。錘が重すぎて黒武士改の方は穂先の曲がりが分からなくなってしまってますが、ともかく凄い感度が出せたと思います。