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バス用のＶｉｔａｌＳｔｉｃｋですが、バット部から完全なワンピースロッドです。重量バランスやテーパーから言えば完全１ピースが理想的なのですが、持ち運びが不便。 　バス釣りに行くだけならそれでも問題ないのですが、最近はバス余りやらなくなって代わりに海に行く機会が増えたため、出番が殆ど無くなってしまいました。 　勿体無いので海のサイドアームとして使おうと考えたのですが、この場合、海用のロッドケースに入れてしまった方が便利です。 　というか、渡し舟に載せる時はロッドケースに入れておかないと周りの方にも迷惑がかかります。・・・なら、２ピース化してしまおう！

もともと素直なテーパーの竿なので、余り気にせずド真ん中で切断。 　この場合継ぎ方としては印籠継しかありません。印籠継の中継ぎの材料、何が良いかな？カーボンロッドなのでブランクの内径に合うカーボンの棒でもあれば良いなあなどと思って探してみたら、ここ（http://www.tackle-net.com/）にありました(笑)。何でも有るんだな、ココ・・・。 　というわけで取り寄せたのですが、ただスポッとはまるわけではありません。当然継ぎ部分にもテーパーがかかっています。切断面の内径に合う棒を買ったので、竿の先側は削れば良いとしても、竿の手元側は径が足りないのでガタつきます。そこはスレッドを巻いて太さを調節。となると、切断箇所の内径より太くなるので、竿尻から押し込むしかない。う〜む、思っていたより大仕事になってきた・・・。 　あと、継ぎ部分は大きな力がかかるので当然スレッド巻きで補強が必要です。市販の印籠継の竿を見れば分かりますが、スレッド巻きしたうえにこれでもかってくらい厚くコーティングしてあります。 　従って、ここもトップガイドのときみたいにスレッド巻きと薄〜いコーティングを繰り返すことでカバーすることにしました。こっちは強度も考えて３重巻きです。
印籠継です。	きっちり、真っ直ぐ継げました。	負荷をかけても一応大丈夫。