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ラインシステム

 PEラインはもともと非常に強度のあるラインですが、それでも先端付近は常にカバーによる磨耗にさらされ、また雷魚の歯に当たってしまうこともあるため、ダブルラインにする必要があります。
 ・・・画像が多いので表示に多少時間がかかります。


ダブルラインの作り方

 ここでは、ダブルラインの作り方のうち、三つ編みの作り方を紹介します。
 このほか、手早くできるビミニツイストという方法もありますが、三つ編みの方がダブルラインの長さの調整が容易で、強度もあるような気がします。


1.ラインの先端を輪にする

 先端を二重にするわけですから、とりあえず輪を作ります。

 最終的には、この輪の大きさでダブルラインの長さが決まりますので、たとえば15cmのダブルラインにするには、三つ編み分も考えて20cmくらい取っておくと良いでしょう。

2.折り返す

 輪を作ったラインの先端をもとのラインにくぐらせます。

3.三つ編みの開始

 上の状態からぎゅっと締めると、左の写真のようになります。

 見てのとおりラインが3本あるので、これで三つ編みを作っていきます。

4.三つ編みの続き

 ・・・三つ編みの途中経過です(笑)。

 あ、ちなみに、元のラインの方を何かで固定して、引っ張りながら編むようにするとしっかりとした三つ編みが作れます。

5.三つ編み終了

 三つ編みは、概ね3〜4cmも作れば十分でしょう。

 心配ならもっと長くしても差支えはありません。

6.先端の固定

 図のようにラインをくぐらせて引っ張り、一旦固定します。

7.ユニノットで固定

 上の縛り方だけではすぐにほどけてしまうので、ユニノットでしっかり結びます。

8.完成

 あとは先っちょを1cmくらい残して切り、ライターであぶって玉を作れば完成です。

9.さらに補強

 心配性な私は、ここからさらに図のようにラインをくぐらせる補強を3回くらいやって、絶対にほどけないようにしています(笑)。

10.今度こそ完成

 先端を1cmくらい残して切断し、ライターなどであぶって玉にしたところで完成です。


ハワイアンフック装着

 ダブルラインが出来たら、その先にハワイアンフックを装着します。オフショアスイベルノットというやつですね。
 ハワイアンフックを使わず、そのままフロッグを付けることも出来ます。この場合、ハワイアンフックの抵抗が無くなる分フロッグの動きも良くなりますが、フロッグの交換に多少時間がかかります。
 どちらにするかはお好みで良いかと思います。


1.ハワイアンフックにラインを通す

 ダブルラインをハワイアンフックにくぐらせ、1回ひねります。

2.折り返す

 ハワイアンフックの所でダブルラインを折り返して二重の輪を作ります。

3.3〜4回くぐらせる

 上記で折り返して出来た輪の中に、ハワイアンフックを3〜4回くぐらせます。

 左のような状態になるので、ハワイアンフックとラインの元のほうを持ってゆっくり引っ張って行きます。

4.完成

 これで完成です。